2010年12月16日

発言の影響力と勉強


この間、メディアにもよく出ている著名な方による、
同性愛者への暴言が報道されています。

*「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている」

*「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」


この間、らいとぴあでもセクシュアリティについてセミナーを企画したこともあり、
この発言はとっても気になる。

セクシュアリティに対する知識があれば、
「どこか足りない気がする。遺伝とかのせいでしょう。」なんて発言は、
できないはず。

一人で勝手に自宅で言ってもらう分にはまだましだけれど、
著名人の発言はメディアで報道され、
そうでない人の発言よりも余波が大きい。

怖いのは、
それに賛同する人が、たぶんいるのだということ。

発言するなら、
きちんと勉強してからにしてほしい、

と思うのは、勝手でしょうか。

・・・・

さてさて、らいとぴあ21では、
様々な社会問題についてのセミナーを開催、

各テーマについて、きちんと勉強し、
自分なりの言葉で考えを伝えられるようになれたいいな。

実はスタッフ自身も、そんな気持ちで企画しています。

そのセミナー。
『依存症』がテーマのセミナーは今夜です!

寒くて寒くて泣きそうな今日ですが、
来てよかった、と、思っていただけたら、とても嬉しいです。

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posted by raipiseminar at 13:00| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月09日

依存症とクレイビング



『だめ!絶対』という標語の書かれた
薬物乱用のポスターを、よく見かける。

文部科学省が作っているものなどは、
その時どきの旬なアイドルを起用している。

一方、多くの県や市などが、
小学校や中学校のコンクール課題として、
薬物予防のポスターを用いている。

その優秀作品が、その年の啓発ポスターとして、
まちの様々なところで使われるのだ。

薬の入ったビンや錠剤、注射器の絵の横に、
『だめ!絶対』と叫ぶ人の声。などなど・・

・・・・・・・

さて、先週、来週に控えた
『依存症の理由』セミナーの関係で、
薬物依存からの回復支援団体フリーダムへ伺った。
http://www.freedom-osaka.jp/

スタッフの方とお話しながら四方山話を1時間半たっぷり、
お聞きしていた時のこと。

『よくある、「だめ!絶対」のポスターあるでしょ?
 あれって、薬物回復途中の人にとっては、逆効果なんだよね。』

『えー!そうなんですか〜!』


薬物依存に対する予防というのは、
種類があって、

未経験の人に対する予防もあれば、
すでに体験してしまった人に対する、再使用の予防もある。

で、既に経験してしまって回復途中にある人にとっては、
薬物の絵の描かれたポスターというのは、
回復を妨げる強力な力があるのだそう。

それが、クレイビング。

(以下薬物依存症からの回復支援団体フリーダムHPより部分引用)

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クレイビングとは、薬物に対する渇望のこと。

クレイビングは、さまざまなきっかけによって引き起こされる。

例えば、映画でビールを飲むシーンを見た時、バーの前を通った時などの外的要因によってクレイビングが起こる時があるし、また、気分が落ち込んだ、イライラしている等の内的な要因によっても引き起こされるとのこと。

クレイビングは、非常に強力で、それを押さえる事は非常に難しく、なんのサポートシステムが無い人の場合、クレイビングを感じたら、もう、薬物以外の事を考える事ができなくなり、そのまま、薬物を買いにいってしまう例も多くあります。

 薬物をやめた直後の人に対する治療は、このクレイビングとの戦いと言っても良いでしょう。
クレイビングは、ひとりで押さえる事は難しく、セラピストを含む他人のサポートが必要です。

・・・・・

果たして、薬物予防啓発ポスターを、
安易にコンクールの対象にしいてよいものか、

もしするならば、クレイビングに対する知識もしっかり勉強した上で、というのが理想なのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ここに書けないような四方山話をホクホクの気持ちで持ち帰った日。
実際そこにいてる人のお話を聞かないと、
知らなかったことばっかりやー。

メディアで知ったようになっていることも、
たくさんのエッセンスが零れ落ちているのだ。

らいとぴあのベーシックセミナーは、
メディアでは知れない
各テーマの『生の雫』を提供できたら、と思っています。


来週12月16日(木)
19:00〜21:00

社会問題連続ベーシックセミナー第3回
『依存症の理由(ワケ)』

開催です。
@らいとぴあ21

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posted by raipiseminar at 12:03| Comment(0) | セミナー企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

展示企画2つ


らいとぴあ最新ニュースのBLOGにもUPしておりますが、
12月下旬まで、
らいとぴあの展示コーナーでは2つの展示を行っています。

その一つ、来週12月16日のセミナーに向けたタイアップ展示がこちら。


@「依存症の理由(ワケ)」

展示期間:〜12月17日

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依存症に関する様々な書籍や資料をご用意しております。

そして、もう一つの展示はこちら〜*


A「世界子ども救援キャンペーン」2010
  ケニア・エチオピア

 展示期間:〜12月14日(火)

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「地球温暖化は目に見えない小さな変化だが、今、手を打たなければ、壊滅的な被害が起きる」――。

温暖化の「証言者」として、気温上昇によるマラリア被害を訴える活動をする高齢のケニア人女性はそう警告した。

アフリカの大地を気候変動が襲い、干ばつや洪水によって多くの住民が家を失い、移動を迫られている。

東アフリカのエチオピア、ケニア、ジブチで、その現状を報告する。

【文・遠藤孝康、写真・小松雄介】
 
http://113.34.94.19/osaka_shakaijigyo/main_enterprise/2010_child14.html
posted by raipiseminar at 11:16| Comment(0) | 展示コーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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