2011年01月22日

自助組織のちから



【自助組織に注目】

1月15日夜、TBS『報道特集』で
『セカンドチャンス!』というNPO法人が紹介されていた。
(以下、セカンドチャンス!のブログから引用)

少年院の出院者こそ、少年院から出てきた若者を支えられる」という信念に基づき、
2009年1月に誕生した少年院出院者の全国サポートネットワーク「セカンドチャンス!」。

この2年間、少年院での講話や行事への参加、
各地での交流会の開催など、
自分たちの思いを綴った書籍の出版などの活動を行ってきました。

http://secondchance1.blog37.fc2.com/blog-entry-32.html

・・・・・・

スタッフの日々をカメラは追う。

少年院に入っていた経験のある中村すえ子さんは、
現在3児の母。
暴走族に入り、シンナーなどの薬物に依存。
何回目かの少年院に入った時に妊娠がわかり、
本当に変わらなければと、思ったそう。

自身の経験を元に、
女子少年院で講演などを行っている。

聞いている女子たちの目には涙。
薬物依存の子も何人かいた。

暴走族の副総長で少年院を出た後、父親に南米に行ってこ〜い!
とインターンに放り出され、
南米バナナ農園でホームステイしながら働いていた男性。

その後、南米でそのまま地元の新聞社に飛び込み。
記者になった。
今は、日本から、引きこもりの青年を南米へインターンシップに派遣するコーディネートなどをしている。

父ちゃん、センスいいやん。
と思った。

日本の価値観でないところへ『どーん!』と出すって、いいですな。

おもしろかった。
ブログだけでは伝えきれない。

『報道特集』では、
アメリカの犯罪者の社会復帰のための自助組織の紹介もしていた。

・・・・

すっかり食い入るように見てしまった。

『自助組織か。』

と、思い出したのは、12月19日に開催したばかりの、
依存症のセミナー。

●自助組織とは

なんらかの困難や問題、悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団。その問題の専門家の手にグループの運営を委ねず、あくまで当事者たちが独立しているというのが特徴的である。


そう、依存症に関しても、
多くの自助組織が活動している。

薬物依存からの回復施設として全国規模で活動しているダルクも、
当事者の運営に任されている部分が多い。

また、ダルク以外にも自助というのが、
依存症の回復サポートにおける大きな役割を果たしている。

自助組織という意味の、Anonymous を使って、
Alcoholic Anonymous(アルコール中毒者の自助組織) とか、
Drag Anonymous(薬物中毒者の自助組織) とか言う。


そんな話を聞いたところだったので
(って、一ヶ月前ですが)、

自助組織という言葉は私の中に、
ちょっとだけ幅をきかせて残っていたのだ。

部落・セクシュアリティ・・・どんな問題にしても、
当事者運動が社会を変えてきた功績は大きい。

もちろん、当事者だけがそれぞれの問題を解決するものではなく、
社会課題は皆で考えていく問題なのだけれど、

当事者へのケアや自立サポートなどの側面で言えば、
自助組織のチカラは大きなものがある。と、思う。

注目したいところ。

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さて、らいとぴあでも近々のセミナーは

『ぶらく』をテーマにしたセミナー

2月18日(金) 19:00〜

乞うご期待ください!
posted by raipiseminar at 11:03| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

発言の影響力と勉強


この間、メディアにもよく出ている著名な方による、
同性愛者への暴言が報道されています。

*「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている」

*「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」


この間、らいとぴあでもセクシュアリティについてセミナーを企画したこともあり、
この発言はとっても気になる。

セクシュアリティに対する知識があれば、
「どこか足りない気がする。遺伝とかのせいでしょう。」なんて発言は、
できないはず。

一人で勝手に自宅で言ってもらう分にはまだましだけれど、
著名人の発言はメディアで報道され、
そうでない人の発言よりも余波が大きい。

怖いのは、
それに賛同する人が、たぶんいるのだということ。

発言するなら、
きちんと勉強してからにしてほしい、

と思うのは、勝手でしょうか。

・・・・

さてさて、らいとぴあ21では、
様々な社会問題についてのセミナーを開催、

各テーマについて、きちんと勉強し、
自分なりの言葉で考えを伝えられるようになれたいいな。

実はスタッフ自身も、そんな気持ちで企画しています。

そのセミナー。
『依存症』がテーマのセミナーは今夜です!

寒くて寒くて泣きそうな今日ですが、
来てよかった、と、思っていただけたら、とても嬉しいです。

3.jpg

posted by raipiseminar at 13:00| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

子どもが大人にであうこと




セミナー企画スタッフだけれど。

学校連携という担当も併せ持つことから。

地域コミュニティ課でありながら地域教育課の事業にも、
最近ちょこちょこお邪魔させてもらっている。

地域教育課は、
子どもたちを対象に、
あそびのプログラムや寺子屋・そのたもろもろ・・・

の事業を展開している。


そんな事業の中で、
目下、こどもたちが夢中になっているのは、
5月29日に開催する『アートフェス2010』の準備。

今日はらいとぴあ1階事務所の横(展示スペース)で、
おばけ屋敷の初おためしが為されていた模様。

こどもたちのきゃーきゃー楽しそうな声が聞こえる。

・・・

『ばたーーーん!!』と倒れる音。
ロビーでこどもが一人コケタ!

スタッフ駆け寄り、
対応する。

その後、保護者の方に連絡をとって、
お迎えまでの間
スタッフが代わる代わる『大丈夫か?』

・・・・

私が育った町では、
らいとぴあのように、
子どもが放課後遊べて、
先生以外の大人に出会える場所はなかった(たぶん)。

この地域で育つ子どもたちは、
大人になってからもらいとぴあのことを思い出すんだろうなと思うと、

うらやましい。


先生と保護者以外の、
たくさんの大人出会える環境は、
こどもにとってたくさんの価値観を知る場所だと思う。

どこかの大人みたいにガッチガチのかたい頭になる前に、
いろんな大人としゃべってケンカしてくれ〜い。

と、思った5月の末ー


posted by raipiseminar at 11:18| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

朝の争奪戦

谷川俊太郎さんの『朝のリレー』という詩が好きです。

なんちゃって。

『朝の争奪戦』

以前の記事でお伝えしたように、
らいとぴあ1F展示コーナー
(ちょっとかっこつけて言うと、、、、
  ギャラリースペース・・?(笑))で、

『南タイの現場から』という写真展を開催しています。

それにあわせて、
連日メディアを通して報告されている、
現在のタイの混乱についても、

“今日の新聞”というコーナーを設置して、
記事を日々更新・・掲示していますが。。


その記事をピックアップする作業は、
セミナー企画スタッフで変わりバンコ。

ありがたいことに、らいとぴあの図書コーナーには、
新聞各誌が揃っていて、
1つの事象について、
複数の新聞社の見識を比べることができます。

image.jpg

切り口見方はもちろん、
掲載日時もさまざまにして、興味深い。

 ある種のサルは、
 子が亡くなった後ミイラ化しても、
 ある期間、背中に背負い続ける習性があるという。

 そんな新発見の記事を、
 昨日見て、
 別の記事でまた見た。
 (もう知ってるも〜ん、ふふん)←なんの自慢か?

 タイの記事についても、
 一歩踏み込んで書くものと表面をさらっとなぞるも の。あり。

記事をデータで残せるという事務機器の助けを借りながら、
毎朝の新聞争奪戦に参戦。

タイの写真展もあと10日ほどです。
ぜひお越しください*

今日はゴールデンウィークと言われる期間の初日。
らいとぴあの利用もとっても少なく、
事務所は静かです。

posted by raipiseminar at 09:31| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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